大阪桐蔭の優勝で改めて来年の選抜一般枠を予想
こんばんは。
大阪桐蔭はやはり強かったですね…
ここで今年の大阪桐蔭を振り返ります。
通算で43勝2敗。横浜高校以来となる公式戦無敗は智辯和歌山に、校史3度目となる春夏連覇は下関国際に阻まれましたが新世代は無敗で締めくくりました。個人的に世代交代が遅れた(選手権で上位まで勝ち上がった)高校は秋に苦戦する傾向にあると思うのですが、大阪桐蔭は毎年スムーズに世代の切り替えができている印象です。西谷監督もやりくりが大変でしょうが来年も頑張って欲しいですね。
さて、神宮大会が終わりまして今年の高校野球は幕を閉じました。大阪桐蔭の優勝により神宮枠は近畿地区に付与される事となりましたが、それを踏まえて来年の選抜の一般枠を予想していきたいと思います。過去記事でも事前に予想しているので良かったらご覧ください。
◎確実 ○濃厚 ▲対抗 △僅か
・北海道1枠
◎クラーク国際
・東北3枠
◎仙台育英
◎東北
○能代松陽
▲聖光学院
・関東5枠+比較枠
◎山梨学院
◎専大松戸
◎健大高崎
◎慶応
◎作新学院
○横浜(比較枠)
△昌平(比較枠)
・東京1枠+比較枠
▲二松学舎大附(比較枠)
△日大三(比較枠)
・北信越2枠
◎北陸
◎敦賀気比
・東海3枠
◎東邦
◎常葉大菊川
○大垣日大
△加藤学園
・近畿7枠
◎大阪桐蔭
◎報徳学園
◎彦根総合
○履正社
○高田商
△社
・中国2枠+比較枠
◎広陵
○光(比較枠or2枠目)
○鳥取城北(比較枠or2枠目)
△高川学園(比較枠)
・四国3枠+比較枠
◎英明
◎高松商
○鳴門(比較枠or3枠目)
▲高知(比較枠or3枠目)
・九州4枠
◎沖縄尚学
◎長崎日大
◎海星
◎大分商
こんな感じですね。北海道、東北、北信越、東海、九州は誰しもが同様の予想かなと思います。ただ聖光学院に関しては県順位・地域性ともに能代松陽と同等かつ今年の実績があるのでもしかしたら…というのはあります。
・選抜選考の争点(★予想難易度)
①★★★☆☆ 関東・東京の比較枠
②★☆☆☆☆ 近畿6.7枠目
③★★☆☆☆ 中国2枠目
④★★★★★ 四国3枠目
⑤★☆☆☆☆ 中国・四国の比較枠
①関東6枠目は横浜・東京2枠目は二松学舎大附が濃厚で、この2校の比較により横浜の選出を予想。懸念材料は既に関東が増枠されていることで、いつもの理屈が通じない可能性がある(関東偏重の枠バランスなど)。
②6枠目に戦績の良い履正社、7枠目に地域性で高田商と予想。兵庫2校も議題に上がると思われるが、奈良0校にしてまで兵庫2校を推すには戦績が足枷(コールド負け&初戦敗退)なのでそこまでしないと思われる。
③中国準優勝校の序列入れ替わりは歴史的にほぼ無い。ただ前例にはない逆転要素もある(光の決勝が大差かつ完封負け/鳥取城北が県1位など)。なので確定で光が2枠目とも言い切りにくく80%ぐらいかなと考える。
④全地区で一番難しい予想となりそうなのが四国3枠目。鳴門は公立校で県1位、高知は四国2勝かつ優勝した英明に惜敗という強みがある。共に古豪で今年の選抜に出場している実力校であるという点も含め比較は困難を極めそう。筆者は以前の記事で鳴門を予想しているがどちらでも納得できる。
⑤中国・四国の比較校がどういうパターンでも中国が比較枠を得ると予想。歴史的に比較枠はほぼ中国に渡っている上に、そもそも四国が増枠されているので2枠差をつける選考は考えにくい。唯一、四国4枠にする理由があるとするならば中国勢の近年の選抜成績の低迷だろうが、広陵が神宮大会準優勝という事もあるので3枠ずつで無難に収まりそう。
次回の記事は2022年の高校野球ランキングにしようかと思います。