2023年の選抜予想(+戦績まとめ)西日本編

こんにちは。

前回の記事の続きです。

nekotora.hateblo.jp

 

近畿(6枠)

大阪桐蔭(大阪1位)

報徳学園(兵庫1位)

龍谷大平安(京都3位)

智辯和歌山(和歌山1位)

彦根総合(滋賀1位)

履正社(大阪2位)

▲高田商(奈良2位)

△社(兵庫3位)

 

ベスト4はいずれも春夏甲子園優勝校。昨秋のように圧倒的でなくても勝ち切った大阪桐蔭、僅差で競り合った報徳学園龍谷大平安。激戦の山から2勝した智辯和歌山と来年が楽しみですね。5枠目は彦根総合で濃厚で春夏初出場となりそう。序盤は大阪桐蔭からリードを取る展開を見せ、地域性や県順位なども含め外れる要素はなさそうです。

 

6枠目は人によって意見の分かれるところで、府大会から強豪を圧倒し続けた履正社が実力的には文句なし。対して高田商は地域性での分がありますね。5枠目が彦根総合となると選出0は奈良だけになり、高田商が選ばれたら2府4県で6校が漏れなく選ばれる事と公立校である事が大きいといえます。後者に関しては社も公立校ではあるものの、地域性+試合内容(コールド負け)で高田商を上回る可能性は低そうです。なので履正社と高田商の一騎打ちの様相ですが個人的には履正社を推します。

 

補欠1位は高田商、補欠2位は社で落ち着きそうですが大阪桐蔭に初戦で善戦し県大会で社を下している神戸国際大附の可能性もありそうです。

 

中国(2~3枠)

広陵(広島1位)

○光(山口3位)

鳥取城北(鳥取1位)

広島開催ながら広陵以外の広島勢3校が初戦敗退。その中で広陵が投打で圧倒し見事に優勝。中国地区はまだ神宮大会の優勝がないものの今チームの広陵も初優勝が期待できそうです。そして準優勝の光が2枠目…とはいかず決勝で13失点の完封負け。同じく広陵相手に6-8の惜敗だった鳥取城北との比較が注目されますね。

 

光は県大会で宇部鴻城にコールド負けを喫してますが、これは過密日程の中でエースを温存し3位決定戦に備える作戦の可能性が高く中国大会もエースが4完投。この点を選考委員がどう見るかですね。選抜は未出場で公立校という事も踏まえて選出自体はほぼ確実だと思いますが、3枠目(比較枠)という可能性は少なからずありそうです。

 

補欠1位は高川学園、補欠2位はベスト8で敗退した岡山3校の中で1位通過のおかやま山陽か試合内容が良好な創志学園のどちらかでしょうか。

 

四国(3~4枠)

◎英明(香川1位)

高松商(香川2位)

○鳴門(徳島1位)

▲高知(高知2位)

まず中国地区との比較枠に関して、僕は四国に回ってこず3枠が濃厚と考えています。既に記念大会の増枠を受けており4県4枠になるというのは考えにくい、光や鳥取城北と比較して4枠目を取るのが難しそうというのが理由ですね。なので最後が3枠目で鳴門と高知の一騎打ちという前提で書きます。

 

まず高知は敗れた英明が優勝したこと、2勝の内容も良くマイナス要素はほぼ無いので落選する理由があるというよりかは鳴門の1位通過がより高く評価されるのかなと思います。ただ1位通過だから1勝しかしてないのも事実で、この1勝差と県順位の差のどちらが重んじられるかによって意見が分かれるでしょうね。

 

補欠1位は高知、補欠2位はベスト8で全滅した愛媛勢の中から試合内容で宇和島東になると思います。

 

九州(4枠)

沖縄尚学(沖縄1位)

長崎日大(長崎1位)

◎大分商(大分2位)

◎海星(長崎2位)

準決勝からの試合が荒れることもなくベスト4の4校で決まりそうですね。初戦で佐賀、熊本、宮崎、鹿児島が2校敗退。更に準々決勝で福岡もいなくなる珍しい展開となりました。長崎の2校選出は史上初というのもサプライズですね。

 

補欠1位は地域性から西日本短大附、補欠2位は優勝した沖縄尚学と熱戦を繰り広げた明豊の予想です。

 

次回は東京+神宮枠のお話です。