21世紀枠地区推薦予想(東北/東海/九州)

こんにちは。

先日の続きです。

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東北 ◎田村 ○由利 ▲青森商

東北推薦を超えて最終3枠に残る学校としても由利と予想する人が多いかと思いますが個人的には田村を推します。というのも由利と同じ市(由利本荘市)の学校である由利工が2018年に21世紀枠での出場を果たしており、戦績は申し分ないのですがそこが引っかかります。仮に問題なしと判断されるなら由利が本命となるのは間違いないです。

 

田村を本命にしたのは地域柄+戦績の組み合わせ、福島がこれまで21世紀枠に強い側面を持っていることなどですね。2年前の磐城、今年の只見と推薦過多ではありますがそれだけ学校アピールに長けているという事でもあります。懸念としては体育科の存在でしょうか。

 

また東北推薦は「福島以外の東北大会未進出校から選ばれたことがない」という特徴があり、その流れを汲むと由利と田村の一騎打ちになります。青森商を入れているのは、一関二→過去に21世紀枠として一関一が選出されている。仙台三→一般枠で宮城2校の選出がほぼ確定している。九里学園→私立という点を差し引いて考えたのが理由です。

 

東海 ◎木本 ○岐阜 ▲刈谷

岐阜と刈谷は県内有数の進学校である点や最後の甲子園出場が1978年の選抜であることも共通しています。その2校を差し置いて木本を本命としたのは、甲子園未出場/来年の選抜で三重からの選出0が濃厚/過疎地域+少人数で好成績という面の評価ですね。2つ目の理由に関しては、近年の東海推薦は一般枠での選出県と被らない傾向にあります。そうなると記念大会の来年は三重以外の3県の一般枠選出が濃厚=木本が推薦されるという予想に繋がります。

 

次に岐阜と刈谷の違いですが、若干岐阜の方が好成績であること/大会初年度の予選(1915年)から参加する数少ない皆勤校であるのが岐阜の強みです。いわゆる各県に存在する旧制一中(戦前からエリート)に分類される名門校ですね。刈谷は激戦区愛知で度々上位に食い込んでくる実力校で、昨年のエース遠藤投手はプロ入りが噂されていたりと話題性も高い学校です。本命ではないですがこの2校も最終3枠に残れる可能性を秘めていると思います。裏を返せばどこが推薦されても(知徳は私立なので恐らくない)最後に落選したら勿体無いなと個人的には感じます。

 

九州 ◎高鍋 ○熊本商 ▲沖縄工

今回の九州推薦はどの地区よりも予想が難しくなると思います。というのも過去の九州推薦で「九州大会に出場していない」学校は大島と本部の2校のみ。よって出場校がかなり有利という流れなら高鍋鳥栖の二択で問題ないかと思います。しかしこの2校に共通しているのは前回の甲子園出場からそこまで経っていないという点であり、いくら好成績でも30年以内に出たとなると避けられてもおかしくはないです。

 

そこで2校を比較し、県大会を通じ投手力の高さが際立った高鍋を本命とし出場ブランクがより短い鳥栖を候補から外しました。流石に2000年以降に甲子園に出場している学校はまだ厳しいかな(21世紀枠という名前ですし)という判断です。

 

残る6校の中で私立の九州文化学園近大福岡を除いた4校はほぼ評価が横一線だと思うので区別するのが難しいです。そこで伝統校である熊本商を対抗、その次を特色から沖縄工にしています。

 

残りは関東と北信越ですがまだ推薦未発表の県があるので、全て揃ってから記事にしたいと思います。